理事長挨拶
2024年6月15日(土)、16日(日)の2日間にわたり、大阪国際会議場におきまして日本臨床歯周病学会 第42回年次大会を開催いたします。日本臨床歯周病学会は、永きに渡り臨床歯周病学のトップランナーとして、日本の歯科臨床を邁進してきました。今大会のテーマは「大阪・関西Perio万博2024」と題し、今後の歯周病学およびインプラント治療学をどのように発展させていくかを考えていく大会にしたいと思います。また本大会は現地開催とともに、講演の事後配信を合わせたハイブリッド開催を計画しています。
昨年の第41回年次大会に引き続き、本大会も著名な海外演者を招聘していただいています。Giulio Rasperini 先生は歯周病学を志す歯科医師であれば知らない人はいないというほどの臨床歯周病医です。また歯科衛生士セッションでは初めての海外演者であるイエテボリ大学の歯科衛生士Jessica Andersson先生も大変楽しみです。
瀧野裕行大会長と鈴木秀典実行委員長はじめ大会実行委員の皆様にご尽力いただき、多くの会員が発表できるようなシンポジウムや講演を企画していただいています。そして本大会におきましては、アメリカ歯周病学会のStephen Meraw会長、台湾歯周病学会のRen Yeong Huang会長と多くの会員の皆様、そしてフィリピン歯周病学会のVivian C. Virata会長も来日されます。まさにアジアが誇るワールドワイドな学術大会であると期待しています。
第42回年次大会の全ての講演や企画はもとより、様々な懇親会が開催できますのも、日頃よりご支援頂いています賛助会員の企業様のご支援の賜物と感謝いたしています。本大会の成功のため多くのご支援を頂きましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。本大会が会員のための学びの場となるよう、第42回年次大会が成功裏に終わることを切に願っています。
特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会
理事長 木村英隆